Composers

Sense of Resonance 2023の楽曲提供作曲家(プログラム順)

横山真男(Masao Yokoyama) 
1973年生まれ。作曲を久留智久氏に師事。現在、明星大学教授として、コンピュータや数理、AIによる音楽作品の研究、ヴァイオリンの音響研究などに従事している。作品はユニバーサル(ウィーン)、ムジカ・ジョイア(チェコ)、ヤマハミュージックメディア、ホッタガクフ(東京)などから出版され、国際作曲コンクールで入選、また、国内のプロ奏者のみならずヨーロッパ各国の演奏家によっても演奏されている。一方、ヴァイオリン製作と楽器店での勤務を経てストラディヴァリの音響研究にも従事している。著書には『やさしい音と音楽のプログラミング』(森北出版)『科学で読み解くクラシック音楽入門』(技術評論社)がある。また、10才よりチェロを始め大手音楽教室の講師を務めたのち、現在ではチェロの指導や演奏、草津夏期国際音楽祭をはじめ多くのイベント企画等にも従事している。先端芸術音楽創作学会副会長。NPO法人地域芸術振興サポートセンター理事長。当音楽祭音楽監督。
小坂直敏(Naotoshi Osaka)
早稲田大大学院を修了後,NTT研究所を経て、電子音楽を中心に音響研究と作曲を行う。1990年以降、サウンドエフェクト音合成の研究として、モーフィング音やハイブリッド音合成に取り組んできた。近年はひとつの楽音を別の楽音を用いて表現するサウンドコラージュ音合成を中心として研究を進めている。これらの音色を音楽創作に反映している。ICMC(国際コンピュータ音楽会議) ‘93,’03, ‘07入選。NYCEMF(NY市電子音楽祭) ’15, ’16,’19入選。オーケストラ作品は1999以降5作品を発表。近作はピアノ協奏曲第2番(2021) 、 第3番(2022) 。 2002-2009年までICMA(国際コンピュータ音楽連盟)アジアオセアニア地区理事。2009-2018までJSSA(先端芸術音楽創作学会)会長。現在早稲田大および東京電機大学研究員。博士(工学)。東京電機大学名誉教授。
川田佳誠 (Yoshiaki Kawada)
1994年香川県高松市出身。高松第一高等学校音楽科を経て徳島文理大学音楽学部音楽学科音楽療法コースを卒業。高校1年の頃から作曲をし始め、現在まで独学。作品の作風はポピュラースタイルがメイン。
中村滋延(Shigenobu Nakamura)
作曲家・九州大学名誉教授。1950年大阪生まれ、1977年愛知県立芸術大学大学院修了。1974-76年にドイツ政府給費留学生(DAAD)として国立ミュンヘン音楽大学でW.キルマイヤーに師事。日本音楽コンクール作曲部門(1971,73年),国際ガウデアムス作曲コンクール(76,77年)、AVRO奨励賞(オランダ放送局連盟賞77年)、日本交響楽振興財団作曲賞(78年)、日本音楽集団作曲賞(78年)、Music Today作曲コンクール(83年)、国立劇場舞台芸術作品賞(98年)、ICMC国際コンピュータ音楽会議(91,95,96,97,2001,03年)、国際メディアアート賞(95,96年)など入選入賞多数。交響曲5曲を含むクラシック系列の現代音楽を100曲以上作曲。加えて音楽系メディアアート及び映像音響詩という表現領域を創成、海外での上演・上映・放送多数。九州大学大学院芸術工学院教授(2001-2016)としてメディアアートや映像アートの研究・制作・教育・執筆活動に従事。2010年福岡市文化賞。http://nkmr1950.sakura.ne.jp/wp/
須田陽(Minami Suda)
1999年生まれ。群馬県伊勢崎市出身。東京藝術大学 音楽学部 指揮科卒業。東京藝術大学 大学院 音楽研究科 指揮専攻に在籍。4才よりピアノ、6才よりソルフェージュ・作曲、7才よりヴァイオリン、10才より楽典・和声・スコアリーディング、14才より指揮を学ぶ。オーストリアWienで行われたVienna International Conducting Competition “Wiener Schule”にて「Joseph Haydn Symphony Orchestra Vienna Award」「Great Young Talent Award」の二つの賞を受賞、横浜国際音楽コンクールピアノ部門第1位、並びに月刊ショパン賞など、受賞歴多数。Steinway Teacher & Educational Partner。2022年12月より、オーストリアのウィーンへ留学。現在は、日本とヨーロッパ双方で活動中。
内田拓海(Takumi Uchida)
作曲家・アーティスト。神奈川県藤沢市出身。小中学校の9年間をホームスクーラーとして学校へ通わずに過ごす。孤独のなかで育った生育体験を出発点とし、哀しみや儚さをテーマに、音楽と言葉を用いた創作を行なっている。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、現在、同大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻在籍。 主な受賞歴として、令和5年度奏楽堂日本歌曲コンクール第29回作曲部門第三位、第4回ハンナ作曲賞ピアノソロ部門・自由作曲の部優秀賞など。
綿引浩太郎(Kotaro Watahiki)
日本大学芸術学部音楽学科作曲コース卒業、同大学院修了。作曲を近藤裕子、鵜﨑庚一、夏田昌和、峰村澄子の各氏に師事。
スクリーンミュージックプログラム(伊)修了。バークリーオンライン(米)で映画音楽の作曲と管弦楽編曲の専門技能資格を取得。国際ピアノデュオコンクール作曲部門で聴衆賞、小田原賞作曲コンクール(ヴァイオリン曲)第1位、日本国際合唱作曲コンクール第3位、”The New Symphony Vienna” International Composers Competition第3位。
フルート楽譜がトラブカー出版(英)、合唱譜が東京国際合唱機構出版部、ピアノ編曲楽譜『魅惑の舞曲セレクション』『絶対弾きたい!こわ~いクラシック』がカワイ出版から発売中。
楽曲提供したDuoArtina(クロアチア)のCD『LittleStories』も発売中。

Sense of Resonance 2022の楽曲提供作曲家
川田佳誠 (Yoshiaki Kawada)
中村滋延(Shigenobu Nakamura)
須田陽(Minami Suda)
内田拓海(Takumi Uchida)
綿引浩太郎(Kotaro Watahiki)
横山真男(Masao Yokoyama)