プロフィール
1999年生まれ。群馬県伊勢崎市出身。 東京藝術大学 音楽学部 指揮科卒業。 東京藝術大学 大学院 音楽研究科 指揮専攻に在籍。 4才よりピアノ、6才よりソルフェージュ・作曲、7才よりヴァイオリン、10才より楽典・和声・スコアリーディング、14才より指揮を学ぶ。 横浜国際音楽コンクールピアノ部門第1位、並びに月刊ショパン賞。日本クラシック音楽コンクールピアノ部門第3位。北本ピアノコンクール第1位、並びに教育長賞、コンチェルト賞。全日本学生音楽コンクールピアノ部門東京大会奨励賞。東京ピアノコンクール第2位。ペトロフピアノコンクール第3位。群馬県ピアノコンクール最優秀賞。北関東学生ジュニアピアノコンクール金賞など、ピアノでの受賞歴多数。 作曲では全日本ジュニアクラシック音楽コンクール作曲室内楽部門第2位(1位なし)。TIAA全日本作曲家コンクール室内楽部門奨励賞。A music competition organized by the association Femmes Leaders Mondiales Monacoで自作曲が日本代表に選出。 指揮を下野竜也、大河内雅彦、山下一史、高関健、Douglas Bostock、阪哲朗、湯浅勇治、ピアノを武田美和子、横山幸雄、田部京子、川田健太郎、安田正昭、Mikhail Kandinsky、稲生亜沙紀、花岡千春、ヴァイオリンを本郷幸子、室内楽を佐藤まどか、安田正昭、松本ゆり子、ソルフェージュ・楽典・和声・作曲等を渡辺俊哉、スコアリーディングを中原達彦、Laurent Teycheney、山田武彦の各氏に師事。 下野竜也、Zsolt Nagy、Lathrow Tihany、Douglas Bostock、湯浅勇治の各氏による指揮マスタークラスを複数回受講。 また、村上淳一郎氏による室内楽公開レッスンをピアノで複数回受講。 2018年 権代敦彦作曲ヴィブラフォンと弦楽オーケストラのための《Saewol 〜海から〜》日本初演を指揮。 2018年度東京藝大入学の学生有志オーケストラ「ミレニアムシンフォニー」外部公演を指揮。 2019年 リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」指揮者オーディションの最終選考=世界27カ国総勢129名の中から12名(うち日本人3名)に最年少(当時19才)で残る。 藝大生によるミレニアムシンフォニーメンバー&オーケストラROMUVE演奏会を指揮。 2020年 Carnegie Hall Family Day Japan 2020にて指揮と編曲を担当。 スイスKünstlerhaus Boswilで行われたDouglas Bostock指揮マスタークラスにてargovia philharmonicを指揮。 2021年 世界遺産『富岡製糸場』にて、華道家の大川春雪(草月流)氏と共にピアニストとしてCollaboration Ikebana & Piano「文明開化の香りそのままに…」を収録。YouTubeにて公開。 第29回・第30回日本クラシック音楽コンクール入賞者披露演奏会にてピアノ・ヴァイオリン・声楽・打楽器(マリンバ)の各上位入賞者と日本クラシックオーケストラによる協奏曲を指揮。 2022年 久慈市文化会館自主事業オペラ『プッチーニ「ラ・ボエーム」 コンサート形式』にて指揮 : 阪哲朗 / 演出 : 松本重孝 / 山形交響楽団の副指揮を務める。 KUMA EXHIBITION 2022にて室元拓人氏の新曲を指揮。 日本大学芸術学部音楽学科卒業演奏会にて吉原詩音氏の作曲作品を指揮。 第31回日本クラシック音楽コンクール入賞者披露演奏会にてピアノ・ヴァイオリンの各上位入賞者と日本クラシックオーケストラによる協奏曲を指揮。 山形交響楽団『第300回記念 定期演奏会』にて、R.シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」の字幕翻訳と字幕操作を担当。 第52回日本吹奏楽指導者クリニック「2022 JAPAN BAND CLINIC」実演講座 / 指揮法にて、基礎編で新田ユリ氏の指揮サポート・ピアノを、応用編で小梶由理氏と共に2台ピアノを務める。 NPO法人 音めぐり主催、独立行政法人 国立青少年教育振興機構「こどもゆめ基金助成活動」クラシック音楽で初めての指揮者体験&ミニコンサートにて編曲と指揮を担当。 第22期高崎経済大学附属高校音楽系卒業生による演奏会JOINT CONSERT「SENRITSU」にて髙橋杏奈(声楽)氏のピアノ伴奏を務める。 ドイツPforzheimで行われたDouglas Bostock指揮マスタークラスにてSüdwestdeutsches Kammerorchester Pforzheimを指揮。 藝大アーツ イン 丸の内 2022にて「東京藝大オープンプログラム・音楽ワークショップ②藝大の授業が丸の内にやってくる!丸ビルで藝大生を指揮してみよう!~ ハンガリー舞曲・運命~」と称した指揮者体験を企画し、指揮者として演奏および参加者へアドバイス。 Orient Café 11th Anniversary 「Dinner Concert 2022」にてピアノ演奏。 東京音楽大学「第20回学長賞受賞作品選考演奏会」にて斉芸琨氏の作曲作品を指揮。 sense of Resonance 音楽祭 2022より委嘱を受け、フルートとピアノの作品を作曲。 今までに、指揮で會田瑞樹(ヴィブラフォン)、ピアノで村上淳一郎(元ケルンWDR交響楽団首席ヴィオラ)の各氏と共演。 また、ピアニストとして日本クラシックオーケストラ、サン=オートム室内オーケストラと協奏曲を演奏。 弾き振りで、室内オーケストラ・カメラータジオンと協奏曲を演奏。 カワイ楽器前橋店「ShigeruKawai Grand piano Concert」をピアニストとして数回にわたり開催。 フジテレビ『さんまの東大方程式』、テレビ朝日『関ジャム完全燃SHOW』、NHK BSプレミアム『美と若さの新常識』出演。 ホリプロ所属のタレント『百合香』に楽曲提供、ライブ等でピアノを務めるほか、プロダクション人力舎所属の芸人『北陽』YouTubeチャンネルにてピアノ音源を担当。 エフエム群馬『Da-iCE 和田颯のハヤラジ』にて編曲・ピアノ演奏を紹介される。 佐野日本大学高等学校 管弦楽部 定期演奏会、群馬県立前橋東高等学校 吹奏楽部 定期演奏会、伊勢崎あすか幼稚舎クリスマスコンサート、上野学園大学トランペットアンサンブル部 定期演奏会、藝大フィルハーモニア管弦楽団を指揮。 群馬県桐生市立新里中学校「立春式」にて舘野真由花(声楽)氏のピアノ伴奏をし、自作曲を初演。強戸こども園 成果発表会のゲストとしてピアノコンサートを開催。 Carnegie Hall Family Day Japan 2020指揮者。 日本クラシック音楽コンクール入賞者披露演奏会指揮者。 男声声楽家と男性ピアニストによるヴォーカル・ユニット「Il Gorilla イル・ゴリッラ」ピアニスト、指揮者。 高等学校教諭一種免許取得(音楽)。
楽曲解説
この作品を書く際、あるイメージが浮かびました。1つ目は、誰かが合図の笛を吹く様。2つ目はその音に引き寄せられて、沢山の人がとある広場に集う様。3つ目は、その広場にて祭りが開催される様。この3つのイメージに合わせて、この作品も全3曲の構成となっています。
「合図」は、フルートソロの作品。単旋律の中に和声を確定させる音の要素を組み込んでいます。この曲には強弱記号も速度変化も一切記載されておらず、奏者に全て委ねられています。
「集い」は、調性の違う同旋律を重ねて登場させることで、人がどんどん集うさまを表しています。
「催し」は、そこで行われる催しの雰囲気や参加している人々の気分を書いています。そして終盤、「合図」でのフルートの旋律が再び現れ、静かに落ち着いた後に再び初めのテンポが戻り「お祭りはまだまだこれから」ということを示して幕となります。